Raspberry Pi Zero 2 Wから音声を出力する

Raspberry pi zero 2Wを入手したので備忘録として書きます。

PWM音声信号のノイズを除去する

先日の「Raspberry Pi Zero 2 WのGPIOを確認する 」の続きになります。

こんな波形が出力されていました。

そこで、RCのローパスフィルタを通してみました。

0.01uFのコンデンサしかなかったので、0.01uF×3と270Ωで確認してみました。

カットオフ周波数は計算すると19.6kHzになります。

 [カットオフ周波数=1/(2×π×R×C)]

 

0.01uFを3つつけた時の写真

波形を確認してみました。上段がフィルタの入力波形で下段が出力になります。

R=270Ω、C=0.01uF時

R=270Ω、C=0.01uF×2時

R=270Ω、C=0.01uF×3時

まだ若干ノイズが残っていますが、だいぶきれいになりました。

一般的に100Hz以下もカットしたほうが聞きやすいそうです。

100Hz以下をカットしたい場合は下記のようなハイパスフィルタを用います。

後で追加しようと思います。

抵抗は150Ω、コンデンサは10uFを考えています。

カットオフ周波数の計算式はローパスフィルタの時と同じです。

計算すると106Hzになります。

 

PWM音声を聞いてみる

秋月電子さんから小さなスピーカとD級アンプを購入しました。

こちらはD級アンプです。説明書が付いていました。

開封したところです。


下記はRAMP8012の説明資料に乗っていた内容です。

今回はシングルエンド入力での使用例を参考に接続しました。

(①⑨⑫はRaspberry pi Zeroのヘッド端子の番号です)

 ・電源(+):+3.3V①

 ・電源(-):GND⑨

 ・入力(+):GPIO18⑫

 ・入力(-):GND⑨

 ・スピーカ(+):スピーカの赤線

 ・スピーカ(ー):スピーカの黒線

 

 

 

組み立ててみました。


聞いてみました。

ノイズが気になりますがちゃんと聞こえました。

後で動画をアップします。(アップの仕方?)

→3/10 インスタグラムへ初めて投稿してみました。

 こんな感じに聞こえます。